書評『メンタルが強い人がやめた13の習慣』エイミー・モーリン 著
<引用>
進歩の邪魔をする過ちを犯さないためには、常に警戒心と努力が必要なのだ。自制心を高めたいときにすべきことを、いくつか紹介しよう。
いやな気分に耐える訓練をする
寂しくてつい自分にふさわしくない元彼にメールしたくなったら、ダイエットを台無しにするスイ ーツが食べたくなったら、いやな気分に耐える訓練をしよう。人は、「一度くらいなら大丈夫」と自分に言い聞かせがちだが、研究は逆のことを示している。誘惑に負けるたびに、自制心が損なわれるのだ。
前向きな独り言を活用する
前向きなアファメーションをすれば、心が弱ったとき、誘惑をはねのける力になる。 「私ならできる」「私は目標に向かってよくやっている」と口にすれば、順調に進んでいける。
常に目標を意識する
目標の大切さに目を向ければ、誘惑に負けずにすむ。「車のローンを払い終えたら、どんなに気分がいいだろう」と考えれば、今月の家計に大打撃を与える買い物をしようとは思わない。
自分に制限をかける
友達と出かけると散財してしまう、とわかっているなら、現金を少ししか持っていかないこと。誘惑に負けないよう、対策を取ろう。
過ちを繰り返したくない理由をリストにする
そのリストを常に携帯すること。そして、いつもの行動パタ ーンに陥りそうになったら黙読しよう。そうすれば、抵抗する意欲が高まる。たとえば、夕食後に散歩すべき理由をリストにしよう。そして、散歩よりテレビに惹かれるときは、リストを読んで、前に進む意欲を高めること。
<書評>
誰でも1つや2つのやめたい習慣は持っていると思います。
私の場合、目下のやめたい習慣は、「スマートフォンを触って無駄なネットサーフィンをして、つい夜更かししてしまう」ことです。
対して重要でない娯楽情報を得るために1、2時間を費やし、その分就寝時間も遅くなります。すると睡眠不足になって、翌日の仕事のパフォーマンスも上がらない。こんな状態をなんとかしたいと思っています。
最近、お世話になっている方から、「毎週金曜日の帰宅後はスマホを機内モードにしておく」という方法を教えて頂きました。
機内モードにすると、例えスマホに触ってしまっても、ネットには繋がりませんから無駄なネットサーフィンはできない、というわけです。
すると、それに付随して発生していた夜更かしをすることもなくなって早寝に繋がります。早寝ができるようになると、その先には早起きという良い習慣への道が開けてきます。
早起きできると気分的にも気持ちいいし、その時間を何かもっと生産的な活動にあてることができます。
帰宅後にスマホに触らないようにするだけで、これだけの素晴らしい未来が両手を広げて待っているのです。
ちなみに「毎週金曜日」というのは、いきなり毎日やろうとしても挫折する(スマホに触りたいという禁断症状が出てしまう?)からです。まずは、週1日試しに取り組んでみることにしました。
その時に、無意識に取り組んでいたのが上記の「自分に制限をかける」と「いやな気分に耐える」こと、そして「前向きな独り言」の活用でした。
結果として、その金曜日は帰宅後、無事スマホを触らないまま過ごして、早く寝ることができました。ついでに翌日の土曜日も早く起きることができ、勉強にあてることができました。そのため、土曜日1日を気分良く過ごすことができました。
今はこの結果に味をしめて、この「帰宅後スマホ機内モード」の取り組みを1週間の中で増やしていくことに取り組んでいます。
私が取り入れていなかったのは、上記のうち、「常に目標を意識する」ことと、「過ちを繰り返したくない理由をリスト化する」ことです。導入すればどちらもさらに強力に「スマホで夜更かし」の悪習慣を押しとどめてくれそうです。
悪い習慣を止めることによるメリットと、その悪い習慣を続けることによるデメリットを今回ブログに言語化しておきました。これを読み返すことで、この「スマホで夜更かし」の過ちを繰り返す回数を減らしていきたいと考えています。
〈今日のチャレンジシート〉
1.この本を読んだ目的、ねらい
・メンタルが強い人とはどういう人かを知りたい
・同じ過ちを繰り返してしまうことをもう終わりにしたい
2. 読んでよかったこと、感じたこと
・悪い習慣を止める方法がいくつも具体的に提案されている
・継続できれば、将来的に大きな利益をもたらしてくれると思う
3. この本を読んで、自分は今から何をするか
・「スマホで夜更かし」の「過ちを繰り返したくない理由のリスト」を作る
・このブログ記事とともに時々上記リストを見返す
4. 3か月後には何をするか、どうなっていたいか
・「スマホで夜更かし」生活とはサヨナラしている。
・早寝早起きの週間が身につき、1日1日、やりたいことに取り組める充実した日々を送っている
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