書評『どんな業界でも記録的な成果を出す人の仕事力』伊藤 嘉明 著

思考法・考え方, 生産性, アウトプット, 書評, 仕事術・働き方

<引用>

口癖は 「それって誰が決めた ? 」

どんな業界にも 、常識や経験則が存在する 。そして 、その業界に長くいればいるほど 、それらを「所与の条件 」として考え 、判断の基準にしてしまう 。

だが 、そのほとんどは無意味な過去の遺物である 。ひょっとしたらその常識や経験則が正しかった時代も 、かつてあったかもしれない 。しかしそれらは 、ある時期のあるタイミング (たとえば社長や上司が若かった時代 )にだけ通用したものに過ぎない 。

ビジネスに関して言えば 、そういった常識やルールは存在しない 。刻一刻と変わり続けている環境に 、常にゼロベースで立ち向かう姿勢が必要なのだ 。


<書評>

今日のハッとした言葉。

自分の持つ「固定観念」とか、「パラダイム」という呼び方をしたりしますが、それらは大抵の場合、自分自身の思い込みにしか過ぎないもので、自分の行動を妨げるブレーキとなることが多いです。  

「常識的に考えて」という言葉なんかもその類でしょうか。

もちろん人の道を踏み外さない道徳、倫理観は大切です。でも、大抵の個人的な挑戦の場合は、人に迷惑をかけることはありません。  

「どうせできるわけないよ」

「それって誰が決めた?」  

ネガティヴで悲観的な自分が首をもたげてきたら、言い放ってやりましょうか。

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Posted by akaneko