書評『儲ける社長のPDCAのまわし方』 小山昇 著
<引用>
コミュニケーションとは、「情報(形)と感情(心)をやりとりする」ことです。情報にも感情にも、「情」という言葉が入っています。では、「情」とは何か。「情」とは、「回数」です。
コミュニケ ーションは、「質」よりも「回数」です。「愛」とは「関心を持つこと」であり、「関心を持って回数会う」から「愛情」が芽生え、「友だちと回数会う」から「友情」が育まれる。ですから、上司と部下の面談は、「半期に1時間」よりも「毎月10分を6回」やったほうがいい。
<書評>
コミュニケーションの一回あたりの時間の長さよりもその頻度の方が大切だというのはその通りだと思います。
ここでは人間関係の構築について述べられていますが、「情報」という言葉にも「情」の字が含まれています。ので、情報に接する機会を増やすことについての効用を考えてみます。
「情」を「回数」とするならば、これは勉強にも当てはまる話です。例えば何かの試験勉強をしている時に、週末の日曜日にだけ3時間勉強するのと、月曜日から土曜日まで毎日30分間勉強するのとでは、記憶への定着が違うでしょう。
あるいは30分という時間も取れないくらい忙しい時でも、細切れの5分や10分でも、継続して勉強することができれば、結果として、塵も積もれば山となり、将来的に大きな果実を得ることができると思います。
もっとも、成果を感じられるようになるまでが長いので、途中で挫折してしまわないように対策をしておく必要もありますが。
それでも1日5分間だけでも、今の仕事や将来やりたいことの勉強を続けて行けば、累積の学びの貯金は、かなりの利益をもたらしてくれることは間違いないでしょう。
私も出来る限りブログに自分の学びと考えたことを毎日少しずつでも書いていく練習をしていきたいと思っています。
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